台湾田舎生活!!!

台湾の「ど田舎」在住の日本人妻4人のグループブログです☆台湾での海外生活&情報、また毎日の出来事について綴っています☆

台湾芸能文化人形劇の映画『素還真』って何?映画レビュー☆

こんにちは。月曜日担当のあやみんです☆

 

先週末、「台湾文化芸能人形劇の布袋戯(ブータイシ―)の映画を見に行こう!」と布袋戯の大ファンであるダンナに誘われました…

 

正直、全く興味なし。

 

だって、全部台湾語だし…中国語より分からんよ。(;'∀')

 

まぁ、アクションシーンだけでも見てやるか…何様?

 

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はい、これが今回観た映画『素還真』

 

『素還真』とは、白い髪の主人公の名前で、映画の内容は、主人公の少年期について描かれています。

 

時間になったのでに入ると…あれ?

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だーれもいませんけど~汗。貸し切り状態~!!!後から10人来ました!

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この映画館、最近リニューアルされ、絨毯とシートがフッワフワで最高!

 

で、全く関係ないんですけど、この色合いみるとドラゴンボールのフリーザを思い出すのは私だけでしょうか?↓↓↓ あ、別にファンとかではないです。(^^;

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amazon.co.jpより

では、さっそく…

全くの予備知識なしに観た感想☆

前半は、それぞれの関係性を説明してくれてるのでしょうが、ちょっと間延びしていて退屈でした。

 

しかし、興味深いところも!

 

台湾語なので、私は中国語字幕を見ていたのですが(私の中国語力も低し!)…

 

なんと、「この台湾語の単語も日本語と同じだったとは~~~!!!」と心の中で叫ぶ回数が何度もあったんです!

 

ちょっとメモしてなかったので、既にド忘れしてしまいましたが。アハハ。毎度のことでスミマセ~ン!(;^ω^)

 

看板とかリンゴとかネクタイとか、そういう単語も日本語と同じですが、そういう単語ではなく、もっとあのー…「え?この単語も日本語と同じなの?!」って驚くレベルの単語が鑑賞中に沢山出てきたんです。←(。´・ω・)ん?何言ってんのこの人?ごめんなさいね、許してあげてください(^^;

 

なので、あのー…沢山の台湾好きな日本人の方々に観ていただきたいな~って率直に思いました。

 

後半は、アクションシーンが多く良かったですよ!←感想薄っ!汗(;゚Д゚)

 

人間が中に入ってる?って思っちゃうほど、人形が自由自在に動きます。この人形操ってる人たち、本当に凄い!

 

見終わった正直な感想として…自分でも驚きましたが、感動しました!笑 

 

なんでしょうね~。

 

まず、台湾語力0,1レベル、中国語レベル初級の私でも、ほぼ理解できたことが1つ。←自分に感動したの?!(;゚Д゚)

そして、台湾伝統芸能『布袋戯』に未知なる可能性を感じたのが1つ。だから何様?

あと、エンドロールを見て、こんなに沢山のアーティストや技術者が、この1つの作品を作り上げたんだな~という地味な感動。

 

日本のダミーの会社も1つ、この映画に携わっていましたよ!名前覚えとかなきゃと思っていたのに、またもド忘れ。スミマセン~(;^ω^)

 

違和感を感じたところは?

個人的に違和感を感じたところが1つだけありまして…個人的にですよ!

 

それは、『声』なんですけどね…。

 

台湾芸能文化人形劇『布袋戯』って、1人が全ての人形の声を担当するんです。それは凄い事だと思います!

 

私もそのスタイルは理解してはいるものの、映画を観た時に思っちゃったんですよね…

 

若いイケメンキャラクターなのに声がオッサン過ぎて違和感ありまくり!!!って…。↓↓↓

 


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PILI(霹靂国際多媒体)の黄文択副董事長(副会長)がこの映画に出てくる全ての人形の声を担当しました。

 

黄さんは、高齢の為、それに最近喉の手術もした為、当初は別の声優さんを探していたそうですが、古株ファンからの熱い要望により、今回この映画公開日の1ヵ月前に急遽、彼が再び声の担当をすることに。お疲れ様です💦

 

「素還真の声は、黄さんじゃなきゃ嫌だ~!」という古株ファンの気持ちも分からなくもないんですがね…。(^^;

 

日本と中国でのPILI布袋戯☆

台湾の布袋戯と日本・中国で放送されているPILI布袋戯の違いは、1人の声優さんが全ての人形の声を担当するのではなく、1人一体の人形の声を担当しているところです。

 

日本では、数年前から放送され、人気声優さん達を起用しています。コチラ↓


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伝統芸能も、時代や場所によって変わっていく。今までの布袋戯もそうでした。そして、これからもきっとそうなんだろうな。

 

布袋戯に対する台湾人の反応☆

布袋戯は、台湾の伝統芸能だけに名前は知られているのですが、コアなファンを除くと、台湾でも人々の反応は薄いように感じます。

 

例えば、誰かが「布袋戯」が好きだというと「え~!(笑)」って感じ。

 

この間も、ある人が「布袋戯の映画を観た」と言った時、笑いが起きました。

 

否定されてるとか、馬鹿にされてるとかではないです。でも、「え?!そうなの?好きなの?(笑)」って感じです。

 

「布袋戯=古い物」というイメージがあるのかな?

 

でも、この伝統芸能の技術と最新技術を融合させた最新の布袋戯を沢山の人々に見てもらいたいな~と。そして、時代に取り残されてなくなってしまうのではなく、時代と共に進化し受け継がれていってほしいなと思いました。

 

皆さん、機会があれば是非観てみて下さい~☆

 

読んでいただきありがとうございました!😊

 

布袋戯についての記事はコチラにも~↓↓↓

 

www.ayamint.com

 

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