台湾の『あの揚げ物』の呼び方は?
台湾田舎生活のあやみんです☆
皆さんは、台湾屋台で売っている揚げ物を食べた事がありますか?
チキン、野菜、フライドポテト、さつま芋、きのこなど揚げて売っているお店です。それらを全部まとめて『鹹酥雞(シェンスージー)』とうちのダンナは呼んでいます。
こないだ、台北の友達と話していた時の事…
私が「鹹酥雞(シェンスージー)」と言っても通じませんでした。
あれ? 私の発音が悪い?
私が、「チキンとか野菜とか色々揚げる店の〜。」と言ってやっと分かってもらえました。
で、彼女が「ああ、鹽酥雞(イェンスージー)の事ね!」と…。
※『イェン』を思いっきり強調して言われました(汗)。
鹽=塩=イェン…。
塩なんだから発音は『イェン』。なんでうちのダンナは『シェン』というのか?
早速ダンナに聞いてみた。
『イェン』は『塩』という意味。
『シェン』は『しょっぱい』という意味。
だからどっちの言い方でもオッケー👌との事。チーン😓説明ソンダケ?
じゃあ、なんであの人には伝わらなかったんデスカ?
ここらの田舎では、鹹酥雞(シェンスージー)と呼ぶ人の方が多いらしい。
「昔、元祖鹹酥雞〜って書いてある店多かったな〜。最近は見ないけど…。もしかしたら雲林が鹹酥雞(シェンスージー)の発祥の地なのかも!!!」と言うので調べてみたら全く違いました。😒
1975年に西門町で○酥雞(○スージー)が誕生したそうです。それが、今では台湾中で食べられていて、なくてはならない存在となりました。
※『鹹酥雞』なのか『鹽酥雞』あやふやなので、とりあえず『○』にしときます。
話を戻して、問題は『なぜあの人には鹹酥雞が伝わらなかったのか』という事。
まず、ダンナに私の『鹹酥雞』の発音をチェックしてもらう。→合格。
次に、ネットで検索してみた。
検索結果は以下の通り。↓
台湾語で『あの揚げてある食べ物』を『ギャンソーゲー』と呼ぶ。
『ギャンソーゲー』の中国語は『鹹酥雞』である。したがって、台湾語を話す人、すなわち特に南部の方の人は一般的にあの食べ物を中国語読みする時『シェンスージー』と言うことが多い。
ちなみに『鹽酥雞(イェンスージー)』の台湾語は『ヤンソーゲー』。
なるほど〜!
雲林は中部ですが、北か南かと言われると、南部の影響を強く受けていると思います。
あの台北の友達の両親は中国人です。本人は台湾で生まれ育ちましたが、台湾語は全く話せませんし分かりません。実は北に行く程、台湾語を理解出来ない台湾人が多いんです。
これで何とか納得出来ました。
台北では『鹽酥雞(イェンスージー)』と言う方が無難なのかもしれません。でも結局呼び方は人それぞれで、どちらでも良いらしいです。
どちらでも良いのに、鹹酥雞が分からなかったってどういう事?ってまた振り出しに戻ったような…。
やっぱり…ただ単に私の発音が悪かっただけっていうオチでしょうか…。
今度会ったら、真相を聞いてみます…。