福建省から台湾を知ろう!
こんにちは、月曜日担当のあやみんです☆
突然ですが…
私は、多くの台湾人(本省人)の先祖の故郷、中国の福建省に興味を持っています。
※本省人:日本統治時代以前に中国から台湾に移住した台湾人。
それはある日、テレビで福建省の映像を見た時から☆
街のゴチャゴチャ感が台湾と似ている…。歩いている人の雰囲気も台湾人と似ている…。
一度、福建省に行ってみたいな~とは思うものの、中国に行く勇気はなく…。
しかし、最近たまたま出てきたYoutubeのオススメ動画が、これぞ私が求めていたもの!!だったんです~☆コチラ↓
日本語堪能な中国人のヤンチャンさんとシェンさんが福建省について話してくれています。
福建省出身のせいか、顔や雰囲気が台湾人っぽい気がするシェンさん。
台湾でもヤンチャンさんみたいな顔の人はいますよ。でもね、外省人だと思うんです(私の個人的な統計から)。笑 本省人と外省人、骨格が違うと感じるのは私だけでしょうか?
今回は、この動画から分かった福建省人と台湾人の似ているところについてをまとめていきたいと思います☆
海外に出ていく人が多い!
福建省は、華僑の故郷とも言われるほど、海外に出向く人が多い。同じく、福建省から渡ってきた台湾人も、海外に出て行く人達が多い。
台湾に来たばかりの頃、海外留学や他国の国籍を取る人、海外移住している人も多い印象を受け驚きました。
なんでそんなに海外へ?
その理由として、台湾の場合は、中国との関係が不安定であることや、お給料が低い事が挙げられますが、より良い場所を求めて移動するという習性があるのかもしれません。
団結力がある
福建の人は、団結力があるそうです。それは、台湾人も同じ。
それを強く感じたのは、アメリカ留学中でした。私がいた大学には、日本人も台湾人もいたのですが、明らかにタイプが違いました。
例えるなら、日本人は個人戦競技タイプ。台湾人は団体戦競技タイプ。
日本人とのやり取りの場合。↓
あやみん👩🦰「アメリカ人でも難しいって言う、あの授業取ったんですか?凄いですね!で、どうでした?」
日本人学生🧒「うん。まぁ〜大変だったと言えば大変だったけど、それ程でもないよ。あやみんなら大丈夫でしょ!頑張って〜!」
置いていかれた感、半端ない…。
台湾人とのやり取りの場合。↓
あやみん👩🦰「アメリカ人でも難しいって言う、あの授業取ったんですか?凄いですね!で、どうでした?」
台湾人学生🧑「あ、あれ?難しいって言われてるけど、この教授だとパスしやすいよ!」
あやみん👩🦰「でも、あの教授、宿題も多いし、プレゼンも多いって聞いたけど…。」
台湾人学生🧑「その分、テストが簡単らしい!あと、あなた次の学期、何の授業取るつもり?あ、この難しい授業は春か夏の短い授業の時に取った方が良いわね。それから...」
もう、限りなくどこまでも親切に教えてくれる!!( ;∀;)
私がスムーズに大学を卒業出来たのも台湾人のお陰だと言っても過言ではない!
また、私も彼らの様な人物になりたいと思ったのでありました☆( ;∀;)
その後、いつもオールAの超真面目な日本人学生君が超悩んでいるところにたまたま遭遇。
彼はもう、学校を辞めてしまおうかと思うくらい悩んでいた。
超真面目君「あの難しい授業でAが取れるなんて思えない。もう、僕は駄目だ!」
あやみん👩🦰「私でもA取れたけど。」
超真面目君「Σ(・∀・;)絶句!」
あれは、本当に笑っちゃいました。
他の日本人からは「君はいつもAなんだから大丈夫だよ。」と言われただけだったそうです。余計プレッシャーになりますよね。
日本人は、個人戦競技タイプの為、もしかしたら本当にどの教授のクラスを取っらたパスしやすいのか分かってなかったのかもしれません。
しかし、台湾人は『卒業する』という決意のもと、1つに団結し、情報が溢れまくってました!✌
あ、超真面目君の現在ですか?
その後、私が教えた教授の授業でAを取り、無事に卒業。そして、大学院も卒業し、今ではアメリカの大学で助教授をしています。全ては私のお陰と言っても過言ではない…。エッ?(^^;
横浜中華街にいる中国人も福建省からの人が多いみたいですね。世界に散らばっている中国人は福建省出身の人がやっぱり多いんですかね?そして、団結して中華街を作っていくって感じなのかもしれません。
目立たないお金持ちが多い
福建省のお金持ちは、他の中国の地域と違い、派手な事はせず「こっそり千金を得る」のが得意だそうです。それは、台湾人も同じ。特に、私が住んでいる雲林県にはそういう人が多いと聞きます。
私が見てて思うのは、雲林県の60代以上の人は本当にお金を使いたがらない。お金だけ貯めこんでどうするの?って私は思っちゃう派なので、うちの義理父を見ているとうんざりです。(;'∀')
反対に、台湾人でも若い人はお金をバンバン使ってるイメージがあります。お金があるから使うのではなく、欲しいから買っちゃう!みたいな。これはもう、世界共通ですね。
北京語の訛りが同じ
福建省の人が北京語を話すと、台湾人が話す北京語(華語)と同じような訛りがあるそうです。中国人にとっては、甘すぎる北京語に聞こえるらしく、ぶりっ子と思われてしまうことも。
という事は、中国人にしてみたら、台湾人男性の北京語(華語)はちょっとオネエっぽく聞こえるって事ですかね?(* ´艸`)クスクス
中国人の北京語は、舌を巻いて話すことが多いですが、福建省の人は台湾人同様、舌を巻いて話さないそうです。台湾人の殆どは福建省から来たんだから、そりゃ同じよねって思いますが、違うところもあります。
例えば、福建省の人はf、hの発音の区別がつかないそうですが、今の台湾人は区別出来ます。しかし、ダンナ曰く、台湾でも学校できちんと北京語を習わなかった高齢者などは、今でも北京語の発音が上手く出来ないそうです。
閩南語(ビンナン語)を話す
福建省には、大きく分けて8種類の閩南語があるそうで、それを『八閣』と言うそうです。そして、それぞれは全く別物で通じないんだとか。(;'∀')
そのうちのどの閩南語が台湾に入ってきたのか分かりませんが、台湾の閩南語は、現在台湾語として知られています。北部、中部、南部と少しづつ違いがありますが、ほんの少しの違いです。しかし、海岸沿いの閩南語(台湾語)は、ちょっと何言ってるのか分からないとダンナが言っていました。
さいごに
住めば都と言いますが、何年住んでも不思議だらけの台湾。(;'∀') 福建省を旅すれば、もっと台湾を理解できるかもしれませんね。私もいつか行けたらな~。😊
読んでいただきありがとうございました☆