台湾人に日本人の当たり前を求めてはいけない理由
こんにちは。月曜日担当のあやみんです☆
早速、本題に入りますが、先週高校で調理実習があったんです。
私が日本のお弁当を教えるってやつだったんですけど。(笑)
日本のお弁当といえば『キャラ弁』ですよね。でも、それだと生徒たちにとってかなりハードルが高い。でも、可愛いお弁当を作ってもらいたい。
で、考えた末、この3つを作る事にしたんです。
まずは、王道タコさんウィンナー☆
そして、簡単卵焼き☆
そして、最後はおにぎらず☆
これなら、何とかいけるかな？と思ったんですけどね～。私の考えが甘すぎました。(;'∀')
～当日～
私が1品教える度に生徒達が作ったらいいかなと思っていたのですが、先生の指示により、私が一通り全部作って、お弁当箱にも入れて、出来上がったサンプルを見た後で生徒たちがグループに分かれて作るという流れになりました。
私も先生も初めての経験だったこともあり、改善点は多々ありましたが、生徒たちの行動があまりにも強烈だったんですよ～。
タコさんウィンナー、茹でろって言ったのに、焼肉ソースと一緒に焼いちゃって、真っ黒こげにした真面目系女子グループ。まあまあ、これは普段料理しないからだよねって事で理解できる。
ウィンナーを切らずにそのまま茹でちゃう男子グループ。理由を聞くと、時間を短縮して作る為だと。うん、分かるよ。でも、この調理実習の目的は何かな？
で、一番凄かったグループは、なんとチャーハンを作ってたんですけどぉ！！！Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)マジか…。全部の材料をまぜまぜ～！あれを見た時は、めっちゃ引いちゃって、なんだか「もういいわ。知らん。」ってなりました。
そして、お手伝いとして一緒に参加してくださったシスター（キリスト教系の学校なので、シスターもいる）が私に一言。「全ては学びです。そっと見守りましょう。」的な事を。これは、キリスト教的教育なのか、それとも私立だから生徒様様的考えなのか？(￣▽￣;)
まあ学校関係者の方がそういうなら、私は良いよ別に。(;'∀')こっちもテキトーにさせてもらうわ！(;'∀')
8グループ中、3グループはちゃんとやってくれてたかな。あとはもう、「なに？この時間はなに？」って感じでした。(￣▽￣;)
でね、この経験から思ったんですよね。日本人ってこういう独自路線行っちゃう人、普通いないですよね？「こうしなさい」と言われてる時に、「じゃあ、自分はどうしようかな？」って考える人、まずいないですよね？
調理実習の時に、先生が卵サンド作りましょう～！と言ったとして、卵をつぶすのが面倒だからスクランブルエッグにしちゃおうぜ～とか言う人いないですもんね。見た事ありません、そんな人。多分、ワルな不良でもそんな事しませんよね？
それが、まあ、何の悪気もなくやれちゃう台湾の子たち。(^^; 何の悪気もなく！ってとこがポイント！
こういう子たちが大きくなって、道路に置いてあるカラーコーンをわざわざのけて、そこに駐車とかしちゃうのかしら。それ、うちの義理おじ。(;'∀')初めて見た時、めっちゃ驚いた～！
あ、あと、立ち入り禁止内に入ってポップコーンを作る人たちとかね。
そのお話はコチラ↓
娘に調理実習での出来事を話したところ、「調理実習の時に、ラーメン持ってきて茹でてる子もいるからね。」って言ってました！Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)え？自由過ぎ！
でね、思ったというか…気づいたというか…確信したというか…
台湾人って、決まりやルールは守るものって思ってないのかな…うん。思ってないと思う。だから、ルールを破った時の罰金制があるのよね台湾は。そうじゃないと誰も守らないから。(;^ω^)
日本人には「ルール＝当たり前に守るもの」という考えがあるのに対して、台湾人にルールという概念は罰金や罰則が発生しない限り無意味なものであり、より良いアイディアがあるのなら、そちらを優先するのは当たり前だろ的な考えがあるような気がしてならない。
私は日本人なので、ルールを守らないと不安になるし、罪悪感を感じます。そんな私を見てダンナは失笑。こんな2人なので、ルールを守る守らないで、ギクシャクすることも多々あり。
ダンナは私が生真面目で、頭の固い人間だと思うようです。そして、私は私でダンナの事が尊敬出来ません。お互いが自分の方が正しいと思っているので、歩み寄ることも出来ず。
ルールを守れる台湾人も沢山いると思いますよ。例えば、お店の前に長蛇の列に何時間も平気な顔で並んでられる台湾人は比較的ルールが守れるんじゃないですかね。うちの義理家族は無理ですから(笑)。
私もね、この人なら色々話せるかも！と思える台湾人とたまに会いますが、やっぱり仲が良くなれば良くなるほど、日本人と話すようには話せないな…と思うんです。いくら相手が日本が好きで、日本を理解してくれようとも、やはり日本人とのようには分かり合えないんです。基本的な所が違うんでしょうね。
台湾人は日本人に友好的で、優しくて親切な人も多く、その為に心を開く日本人も多いと思います。見た目も同じアジア人。だからと言って、台湾人が日本人と同じ感覚だろうと錯覚し、日本人の当たり前を求めてしまうのは危険です。せっかく築きあげた関係が壊れてしまうかもしれません。
より良い関係を築きたいなら、程よい距離感を保つことをオススメします☆もう、それしかない！
読んでいただきありがとうございました！😊😊
