神様と天使に救われた話(*´ω`*)
こんにちは。台北旅行最終日は色々あった台湾田舎生活のあやみんです☆
その日は、義理家族の知り合いの結婚式があり、私は出席しなかったのですが、帰りはその出席者が乗ってきた貸し切りバスで私達も一緒に乗って帰る事になりました。
待ち合わせ場所に着く10分前の出来事…
歩いている際に、息子に私のサンダルの踵を踏まれてしまい、私のサンダルが片方壊れてしまいました…。(ToT)
100歩譲って、息子のせいではないにしろ、「大丈夫?」って言うのが当たり前ではないでしょうか?
何も言わずにボサーッと突っ立っているだけの息子にカッチーン!!!(--〆)
近くに靴屋さんもなく、帰りのバスの時間も迫って来ています。焦る私…。
前日に、息子が買った新品の靴がスーツケースに入っているのを思い出し、息子に貸してと言ったら即断られました!(#・∀・)ハ?
なんだコイツは…。 反抗期と言えども、この状況でこの対応はないだろ…。コイツ、狂ってやがる…。(# ゚Д゚)
こんな奴は男じゃねぇ…。
コイツに心はねぇのか…。(怒)
最近、ファッションに目覚めたらしいが外見だけ着飾ったって、絶対コイツはモテねぇな!!!
もう私は怒り心頭〜!!!ヽ(`Д´)ノプンプン
とりあえず、結婚式会場の近くでの出来事だったので、ダンナに電話をして迎えに来てもらいました。
ダンナに状況を話すも靴を買いに行く時間はありません。『おんぶ』なんか恥ずかし過ぎて、絶対にして欲しくありません。ダンナが何とかして私のサンダルを直し、私はゆっくり歩いて行く事に…。
子供達だけを先に待ち合わせ場所に向かわせ、バスの運転手さんに私達を待っててもらうよう頼んでもらい…
ダンナに手をひいてもらって、サンダルがまた壊れないようゆっくり歩いている間も私は息子の態度に怒りが収まりません。
そんな時にまたサンダルが壊れました…。
もう絶望的…。(#・∀・)
しかし、ダンナが輪ゴムでサンダルを巻きつけてくれ、再び歩く事が出来ました。
信号待ち…バスはもう目の前。
その時に、ダンナが放った言葉…
「さっき、サンダルが壊れた時、サンダルの真横に輪ゴムがあったんだよ。奇跡だよね! 神様はちゃんと見ててくれてるんだよ!」と…。
突然…涙ブワ〜ッ(´д⊂)‥ハゥ
その輪ゴム、私はダンナが最初に私のサンダルを直した時に使った物だと思ってたんです。なぜなら、2回目にサンダルが壊れた時、余りにも自然にサンダルの側にあったので…。
ダンナの言葉を聞いた私は、怒りがスッと消えていくと同時に涙が込み上げてきて…。。゚(゚´Д`゚)゚
実の息子から裏切られようが、神様は助けてくれる…。 神様っているんですよ…。(´;ω;`)ウッ…
信頼するなら息子ではなく神だネ!→まだ根に持ってマス。(;´∀`)
そんなこんなで無事にバスに乗り込み、ダンナに説教してもらおうと、ダンナを息子の横に座らせたのですが、まんまと丸め込まれていました…。(-_-;)
昔から、息子にアマアマなダンナと義理両親…。そして、悪いのはサンダルが壊れた瞬間に息子を睨めつけた私だと…。Σ(´∀`;)ハ?
確かに、知らず知らずのうちに睨んでいたかも知れませんが、それにしても何だその言い訳…。
そんなんで世の中渡って行けると思うなよ。大人になったら絶対苦労するゾ!
私がいくら言ったところで、息子にもダンナにも伝わりません。もう勝手にしろ。世の中の皆さん、こんな息子を育ててしまって申し訳ありません。_(._.)_激しく謝罪。
よく、『子供が悪いのは親のせい』って言いますよね。昔はその意見に反対でした。しかし、自分が親になって分かったんです。その厳しい声は本当だったと…。
素晴らしいお子さんのご両親は、大抵素晴らしい人格をお持ちです。私達夫婦は、子供達と一緒に成長していかないと…。挫折しそうになる事も度々デスガ…。(;´д`)トホホ…
そんなこんなでドヨ〜ンとしていると、横に座っていた女性が私のサンダルを見て、買ったばかりのスリッパをくれました。
もちろん最初は断りました。しかし…
「これ安かったの!3足で150元(500円くらい)。どんな物かと買ってみただけだから遠慮せずに履いて〜。この色なら外で履いてもおかしくないんじゃない?」
と言って、一番地味な色のスリッパを渡してくれました(泣)。
天使ですか?
神様の次は天使が私に舞い降りた〜🎶。・゚・(ノ∀`)・゚・。
実は台湾には天使が沢山おりまして、助けられる事がしばしばあります。本当に感謝デス(泣)!
親切にされて嬉しかったから、自分も誰かに親切にする。人生で一度きりの出会いだとしても、数分間同じ空間にいるだけにしても、誰かと交流する事は、人を幸せにすると思うんです。私も沢山幸せをもらいました。
台北行きの電車での出来事…
日本の子供達が電車に乗り込みました。みんなすごくお疲れの様子。丁度私の横に来たので席を譲りました。娘と私が座っていた2座席に子供達3人が座り、そのうちの1人がこう言いました。
「台湾の神様は優しいな〜!」^_^
日本人が気軽に親切に出来なくなった理由の1つは『ハラスメント』という言葉が知られるようになってからではないでしょうか。
最初は『人々を守る為のもの』だったのでしょうが、今は『親切心で行った事も加害者として扱われてしまう事もある』ので容易に行動出来ないようです。ただ、親切にするのが恥ずかしという問題だけではなくなってきています。
しかし、他人に無関心。自己中。これは本当に勿体無い行為です。
この間、中学生の息子に学校の様子を聞いたところ、助けを求めても無視したり、断る生徒が殆どだと…。
関わって厄介事になりそうなら、最初から関わらないのが利口だと…。
良い生徒達もいるが立場的には弱いので、友達を沢山作りたければ(イジメを受けたくなければ)、口が悪くてバカやってるくらいが丁度良いのだとか…。
ダンナに当時の学生時代を聞いたところ、そんな事はなかったと…。
まぁ…学校によって多少生徒達の質も違うでしょうが、10年20年後の台湾は、今のような温かい台湾ではなくなってしまうかも知れません…。(;_;)
悲しいですね…。
私たち一人一人が、いつも誰かの天使になれたら素敵ダナ☆(*´ω`*)