ある台湾人の転職事情
まだまだ台湾について知らない事だらけの台湾田舎生活のあやみんです☆
最近、台湾人の友達が転職しました。
彼は40代半ば、奥さんと子供二人の4人家族。その歳で転職なんて大変ではないのでしょうか?
聞くところによると、台湾ではキャリアアップの為によく転職をするのだとか。転職と言っても同じ職業だけど、会社を変えたり…とかなんですけど。反対に同じ会社にずっといる人の方が珍しいらしいです。彼いわく、そういう人は自信がないのかもと思われがちだそうです。
彼の転職物語もこれまた台湾っぽいというか…。 話の流れはコチラ↓
- お昼ごはんに、隣の会社の人と相席になった。
- たまたま同じ仕事で、同じようなポジション。
- 上司の愚痴を言い合う。
- じゃあ、自分達の居場所交換しようぜ!という話になり…
- それぞれ面接を受け、今より高いお給料の交渉をし、交渉成立。
なんだそのふざけた話は!
その話を他の台湾人にしてみると…
当たり前のような顔で、「そうですよ〜。転職は普通ですよ〜。退職もいつしても良いですよ〜。また戻りたければ戻って来ても良いですよ〜。私も退職した時に『いつでも戻っておいで〜!』って言われましたよ〜☆」という答えが返って来ました。
へえ〜そうなの。
まあ、彼の場合は実力もあったので「また戻っておいで〜」なんて言ってもらえたのでしょうが…。
私は、台湾の転職事情について数人にしか聞いてないので、まだ何とも言えませんが、それにしても凄いですよね〜!
日本なら、転職するのも退職するのも一大事じゃないですか?
台湾は、貰えるお給料が少ないです。
ある方は、台湾一の大学院に行って、医者になって大きい病院で働いていたのですが、お給料も日本のようには貰えず。ある時、「オーストラリアで医者にならないか」とお声が掛かり、それからずっとあっちで生活しています。お給料が全然違うと言ってました。そうでしょうね…。
ある友達のお姉さんは、アメリカの大学卒業後、アメリカの企業で働き、その後同じ会社の上役として台湾に戻って来ました。お給料はアメリカ並みなので、台湾では良い暮らしが出来ます。最近、他の会社からスカウトされていて、来年から上海での生活が始まるらしいです。もう50歳くらいだと思うのですが…。バリバリ働けるキャリアがあるって良いですね☆
こういう話を聞いていると、子供達には海外で働いてほしいな〜なんて思います。
もし海外に出られないなら、台湾で事業家になるという方法もあります。台湾はそういう層がとても多いんです。だからベンツとBMWは本当に沢山見ますよね〜。(^_^;)