台湾にいる外国人ヘルパーさん
台湾には外国人ヘルパーさんが沢山います。
中国語では『外籍幫傭』と言います。
彼らの主な仕事は、『老人介護』又は『ベビーシッター』なのですが、24時間住み込みでお世話をするうえに、その家の掃除から料理まで、あらゆる手伝いをするよう言われる事が多いです。
本当に重労働…。
そして貰える額は月たったの23000元くらい。
うちの旦那の祖母もお世話になっていましたが、そのヘルパーさん、祖母と同じ部屋で寝ていました。24時間つきっきりです!
体力がいる為か、若い人が多い気がします。
また、昔はお金を出せば、誰でもヘルパーさんを雇えたそうですが、今は基準が厳しくなっているそうです。
私の知り合いの台湾人は、子供が4人いる為、外国人ヘルパーさんを雇う事が出来ました。(一番下の子が幼稚園入学するまで。)
そのフィリピン人のヘルパーさん、以前はフィリピンの銀行で働かれていたとか。
外国人ヘルパーさんは、貧しくて学歴がない人が多いと聞いていたので、驚きました。
英語も上手なのに(フィリピン訛りもなし)、なぜここで働いているのか聞いてみると、フィリピンで働いているよりお給料が良いとの事。
フィリピンの銀行員ってそんなに貰えないの?(実際どうなんでしょう?)
そしてなんと既婚者でした。
実は、外国人ヘルパーさん、既婚者多いんです。
ご主人も外国人労働者として働いていて、子供は祖父母に預けているとか。
これ、外国人労働者あるあるなんですけど…
うーん…。
他人の子供の面倒をみて、お金をもらう代わりに自分の子供の面倒はみられない…
いくら生活の為とはいえ複雑ですね(泣)。
子供なんて小さい時が一番可愛いのに。(´Д⊂ヽ
外国人ヘルパーさんで一番多いのはフィリピン人のような気がします。
英語が出来る為、意志の疎通がはかりやすいという理由からだそうです。
が、しかし…
フィリピン人は怠け者、平気で嘘をつく、家の物を盗むとの理由で人気がないのも確か。
(*全てのフィリピン人がそうではありません。良い人も、一生懸命働く人もいます。)
そういう理由で、インドネシア人、ベトナム人のヘルパーさんを雇う人達もいます。
公園に行くと、老人の車椅子をひいた外国人ヘルパーさん達がたむろって、おしゃべりに夢中になっているのをよく見ます。
その間、暑かろうが寒かろうが、老人達放ったらかし…。
ああいう光景を見ると、将来お世話になりたくないな…と思ってしまいます。
でも、老人ホームで虐待されるよりマシ?
ちなみに、台湾人ヘルパーさんを雇う場合は、+3000元だそうですが、24時間体制なのかどうかは分かりません。
あと、外国人がヘルパーさんにお世話になる場合、台湾人が支払う料金の倍になるそうです。
そして、ヘルパーさんを雇う際、一番考慮しないといけないのは仲介業者。
実際、業者によって手数料、サービス料などの違いがあり、その差なんと3000〜3万元。
ぼったくられないように気をつけましょう!