台湾で話されている中国語
よく、台湾人が話されている言葉を台湾語と思ってらっしゃる方もいますが…
台北でよく聞く言葉は、台湾訛りのある北京語です。(台湾華語とも言われている。)
中国で話されている北京語との違いは…
☆あまり舌をまかずに発音する。
☆同じ単語でも意味が違うものもある。
例)中国で店員に『小姐』と言っては失礼だが、台湾では一般的。その反対で、中国人が普通に使うけど、台湾人にとってはNGワードであったり。
☆言い回しが違うものもある。
例)中国語テキストで学んだ文章を話しても通じるが、台湾ではそういう言い方はしないと指摘を受ける事もしばしば(汗)。
☆発音の声調が違うものもある。
例)中国のTV番組を見ていた時、台湾人が声調の事で指摘を受けていた。
☆漢字が違う。
台湾→繁体字
中国→簡体字
日本人からすると、中国の簡略化された漢字の方が分かりづらいです。
また、台湾人は意外と中国北京語に敏感です。あまり快く思っていない人も多いみたいです。
反対に中国人の中にも、台湾の中国語や漢字を嫌う方もいます。
台湾で中国語を勉強する者としては、色々と面倒です(泣)。
何を目的にして中国語を勉強するのかによって、勉強の仕方やテキストも変わってきます。
最近は、台湾を知る人も多くなり、それに比例して台湾の北京語のテキストも増えてきました。
私も毎日勉強しないと…(^_^;)。