来年は見に行こう!台湾で行われる世界三大宗教イベント☆
こんにちは。あやみんです☆
旧暦3月23日は『媽祖(マーズー)』の誕生日です。
※媽祖(マーズー)=航海・漁業の守護神として、中国の福建省や潮州、台湾を中心に信仰を集める道教の女神。
台湾全土に数多くの媽祖廟があり、台湾で一番有名な神様です。
台湾の本省人 (第2次世界大戦前より台湾に居住していた台湾人)は、中国の福建省から来た人が多いので、宗教が同じなのも頷けます。
この時期、台湾全土の媽祖廟では、『三月瘋媽祖(サンユェ フォン マーズー)』という盛大なお祭りが開催されます。
(台湾Yahooニュースより。攝影:洪書瑱)
その中でも「大甲媽祖巡礼」は最大規模で100年以上の歴史を持ち、台中県大甲鎮の『鎮瀾宮』を出発し、9日間をかけて彰化県、雲林県と南下しながら、最終目的地である嘉義県の媽祖廟『奉天宮』を目指します。
※今年はコロナウィルス流行の為、延期になりました。
その道のり340キロメートル、その間100余りの媽祖廟に立ち寄ります。毎年数十万人から数百万人の人々が参加し、食事は炊きだしが振る舞われ、寝床は廟の地べたでごろ寝。
私は、参加した事も見に行った事もないので写真も無いのですが、その様子がよく分かるブログを見つけたので、興味のある方は見てみて下さい☆
中国語ですが、長いブログなので、写真だけ見るだけで十分だと思います。豚のお供え物?が衝撃的でした!
↓
https://l2112021.pixnet.net/blog/post/227286242
以前、道路でごろ寝をしているオッサンを見たんですよね…。衝撃的でもあり、恐怖でもあり…。
でも、『大甲媽祖巡礼』の様子を見ると、地べたで寝るという行為も、彼らにとってはそれ程抵抗ない事なのかもしれない…。
なぜ寝るの?そこに平らな場所があったから…てな感じで。😅
ちなみに、この台湾の媽祖巡礼は、世界最大のドキュメンタリー専門チャンネル『ディスカバリーチャンネル』によって、バチカンのクリスマスミサ、メッカのハッジと並び、世界三大宗教イベントの一つとして称えられました。
また、国連教育科学文化機関(UNESCO)の無形文化遺産にも登録されています。
見に行くなら、『大甲媽祖巡礼』最終目的地の嘉義県の媽祖廟『奉天宮』が良いと思います。花火も上がり、盛大に盛り上がるそうです。
来年は、日本から近い台湾で世界三大宗教イベントを見に行くのも良いかもしれませんね☆