香港デモ中の香港旅行はどんな感じ?
毎日報道される香港デモ…
終わりが見えない香港デモ…
これからどうなってしまうのか…。
そんな中、治安を全く気にする様子もなく、子供達3人を連れて夏休み旅行に香港に行った義理妹(私に義理妹は2人います)。
相変わらず流石です。ちょっとの事では動じないDNAは健在デス。
昨日、無事に香港から帰国したので、香港での様子を聞いてみました。
彼らが香港に着いたのは8月11日。
香港国際空港が閉鎖されたのは12日。
日に日に自体は改善どころか悪化されていくばかり…。
義理妹達は、約3週間香港に滞在していたのですが、滞在中毎晩次の日に行われるテロの場所をチェックしてから予定を立てていたそうです。そして週末は出歩かない。
観光地を巡っても、観光客は全然おらずガラーンとしており、全く並ぶ必要はなくスイスイ何処にでも行けちゃうのですが、やはり活気はなく…
義理妹は2年前にも香港に行った事があるのですが、「もう全然違う雰囲気だった」と言っていました。
バス停や地下鉄乗り場のあちこちにも沢山のメッセージが貼られ、香港市民の気持ちが伝わってきます…。
ここからは、義理妹が伝え聞いた事なので、100%真実かどうか分かりませんが、私の知らなかった情報だったので一応書いておきます。
8月24日、再びデモ隊と警官隊の大きな衝突がありました。実はこれ、中国が香港の街に顔識別監視カメラを設置した為にデモ隊が怒って起こしたデモらしいです。
中国の顔識別監視カメラってとても恐ろしいものなんです。詳しくはこちら↓
https://toyokeizai.net/articles/amp/219940?display=b&_event=read-body
カメラ1つで、その人の全てが分かってしまう。デモ参加者一人一人が誰だか分かってしまうという事です。
香港警察が残忍なのは、中国の警察も加担しているからだそうです。
香港政府も中国寄りですし、このデモが始まってから未来に希望が見いだせず、自殺する香港の若者が後を絶たないそう…。
中国は、いつからなのかは不明ですが、毎日150人の中国人を香港に移住させており、香港の中国化を目指しているようです。
これは、中国お得意のやり方ですよね。世界中に中国人をばら撒いて、世界中を中国化しようとしています。日本も例外ではありません。
お金がなければ八方塞がり…。
お金があれば香港脱出。最近、台湾に移住する香港人も増えているようです。
しかし…台湾もこれからどうなるのか正直分かりません。このままずっと変わらない事を願いますが…。
「もし台湾で何か起こりそうになったら、私は直ぐに子供達を連れて日本に帰る予定だけど、あなたはどうする?」とダンナに聞いたところ…
「自分は台湾の為に闘う!!!」と。
何の迷いもなく、むしろ張りきっているようにも見えました(汗)。
「結局、牢屋入れられて殺されるんじゃない?ウィグル人みたいに再教育キャンプに送られるかもよ。臓器も取られるかもよ!」と言ってみても、そんな事は絶対させない!と強気な様子。
中国は人を物としか思っていないような国ですからね…。本当に恐ろしい。
香港の人々は希望を捨てずに日々闘っています。どうか、彼らに明るい未来がありますように…。