変なあだ名をつける台湾人
台湾田舎在住のあやみんです☆
私が小学生の時に、日本で大人気となった台湾ドラマです。
32年前の日本のちびっ子達は、キョンシーごっこをして遊んだものでした…。
そこに出演している可愛い女の子テンテンには、お世辞にもカッコイイとは言えない兄的存在がいます。彼の名は…
『スイカ頭…。』(T_T)エ?
私は子供の頃から、ずっとず〜っとその事が気になっていたんです。
なんでスイカ頭?
その発想はどこから?
意味不明過ぎる!!!
時は経ち…私は縁あって台湾に嫁ぎ…
やっと、その答えを見つけ出したのです!!!
それは…台湾人は変なあだ名を悪気もなくつける!!!と言う事。
台湾で、最初に驚く名前に出会ったのは、義理妹のあだ名。なんと…
『豚姫!!!』
え…? は?!Σ(゚Д゚)
可哀想過ぎる! なんでも彼女の父親がつけた名前らしく、鼻が大きいから豚姫にしたと…。あら〜。日本人だったら絶対傷つきますよね。でも義理妹は、そんなに気にしてもいない様子。🤔 ナンデ?
家族も、豚姫(ズーメイ)って呼んでるけど、竹姫(ズーメイ)にも聞こえるから良いの良いの〜と。🙄ソウイウ問題?
そして更に時は経ち…私の息子が産まれました。義理父が息子につけたあだ名は『頭大きい兄さん』www
わざわざ日本語であだ名をつけてくれました(汗)。息子は別に頭が大きい訳ではありませんが、小学校低学年の頃には、自分の頭の大きさを気にするようになりました。やはり日本人の血が入っているから気にしちゃった?
うちの娘は『可愛虫(クアイツォン)』と名付けられました。なぜ虫なのか疑問ですが、まだ『可愛い』という字が入っているので良しとしましょう。
義理妹は、自分の上の息子を『ケン醬(ケンジャン)』と呼んでいます。しかし、『醬=ソース』という意味ではなく、音が日本語の『〜ちゃん』に似ているからです。そのせいか、「日本語では、『〜じゃん』じゃなくて『〜ちゃん』って言うのよ。」と教えてもなかなか発音出来ない人もいたりします。
また中国語で「〜ちゃん」の言い方は、「小〜」です。
例)玉ちゃん→小玉
そして、最後に義理父が自分の孫につけた極めつけの名前は…
『牛蛙(ニョウワ〜)!!!』
自分の孫に牛蛙って!どんな感性?
自分では愛着を持って呼んでいるらしいですが…。(;・∀・)
実はうちの家族は、国際色豊かです(汗)。
牛蛙のマレーシア人の祖母は、自分の孫が牛蛙と呼ばれているのを聞いて激怒していました!
そりゃそうだ! それが普通の感覚ダヨネ!
こういう意味不明なあだ名つけるのって、台湾だけではなく、中国とか香港とかにも言えることみたいですね。日本では考えられませんよね。文化の違いってやつです…。( ゚д゚)
その他、台湾人がアメリカ人風ニックネームをつける理由は、外国人には中国名を正しく発音するのが難しいからです。だから単にカッコつけてるとかではありません。
自分の中国名と似てる音の英語名をつける人もいれば、全く関係なく自分の好きな名前をつける人もいます。
日本人は、なぜ英語名つけないの?と聞かれた事がありますが、「私はキャサリンです!」とか恥ずかしくて言えませんよね。(^_^;)
日本名の発音もそんなに難しくないだろうし…。でも、私の知ってる限り、メキシコ人には言いにくい発音もあるようです。
例えば、メキシコ人は「あやみん」と言えません。「アジャミン」になっちゃいます。(^_^;) 「や」って発音出来ないみたいですね。
以上、名前についてでした〜☆